不登校 原因と対策百科

不登校となる子供の特徴

良い子の息切れ

たいていの親は子供に「良い子」であることを望むものです。そして子供はそれに答えようとします。しかし、その親の強い希望に答えようとするあまり常に良い子を演じることになり、それがそのうち重荷となって息切れしてしまうケースがあります。

このようなケースの子供の特徴としては、自己主張が少なく、親や周りの人間のペースに合わせようとすることが挙げられます。また、大人とは安心して話すことができるのに、同年代の子供と接することへの恐怖心を持っています。

また、頭痛や腹痛、発熱などの心身症や対人恐怖症のような精神症状を現すことがあります。症状が強くなると摂食障害や自傷行為などを伴うこともあるので注意しなければなりません。

これらの症状は、不登校の状態になっている子供が自分自身に対して否定的な捉え方をしていることや存在意義を疑問に思うことなどから生じる二次的な反応であることが多く認められます。これらの子供の背景には家庭生活や対人関係での葛藤をうまく処理することができなかったり、自我の確立が不十分であったりすることによる心理不安要因があります。

そうした子供に対しては不安感を取り除く、もしくは和らげる努力が必要となります。こうした子供の中には稀ですが、精神疾患の初期症状として不登校になっている場合があります。初期の段階で治療を行なえば短期間での改善が見込まれるため、疑わしい場合があれば、早期に精神科もしくは心療内科などの診察を受けるようにして下さい。

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