不登校 原因と対策百科

不登校となる子供の特徴

無気力

不登校になった原因が分からず、子供が無気力になってしまったような状態になる場合があります。見た目は怠けているように見えるため、強く叱ってしまうことで、状況を悪くしてしまうこともあります。

しかし、最近ではこのような原因不明の不登校も、その正体が分かって来たものもあります。それはスチューデントアパシー「学生無気力症候群」と呼ばれます。これは高校生などに多く見られ、本業であるはずの学業などへの威力の無さ、無気力な状態を特徴とする学生特有の障害です。

頑張り屋で完全主義な性格が多く、挫折をすることですべてを諦めて無気力状態になってしまいます。自分の将来の目標を見失ったり、厳しい現実に立ち向かうことを避けたりして、無意識のうちに楽な方へ逃避する傾向にあります。

一見すると鬱病に似ていますが、学業以外の、サークル活動や趣味の活動、アルバイトには比較的熱心で引きこもる傾向は見られません。睡眠もきちんと取れており、これが鬱病や統合失調症に見られる無気力とは根本的に異なります。

この障害のもっとも厄介な点は、本人からの訴えはあまり無く、周囲からも悩んでいるようには見えない点です。この学生無気力症候群の原因はまだ解明されていませんが、家庭内に目標とする大人の存在がいなかったり、学校生活で厳しいストレスを感じ続けたりすることが原因と考えられています。この症状の対策としては、カウンセラーや担任教師による長期的なケアが必要となります。

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