不登校 原因と対策百科

不登校の原因別対策法

対人緊張症による不登校の対策

「相手が自分のことをどう思っているか」を常に気にすることで相手との距離がつかめず苦しんでしまうのが対人緊張症です。対人緊張症の子供は学校生活のすべての時間で緊張し続けており、気の休まる時がありません。そうして次第に身体の不調を訴え、学校に通うことを止めてしまいます。

しかし対人緊張症の子供は、カウンセラーや先生との話し合いに比較的素直に答えます。つまり、対人緊張症の子供は正直な子が多いのです。正直過ぎると言っても過言ではないでしょう。ここが解決のポイントとなります。

ここを調整することで解決への第一歩に繋がります。まず、「罪の無い嘘」によって緊張からの「逃げ道」を作ることを教えます。友達からの気の乗らない誘いでも、断ることで相手と気まずくなることを恐れる子に「行きたいけど、別の用事があるので行けない」など、罪の無い嘘によって相手を傷つけずに自分を守る方法を教えます。

他にも、質問された時など正直に答え過ぎず、「まあまあ」など曖昧な表現を使うことも良いでしょう。こうして友達との会話も無理無くできるようになるはずです。今まで順調に学校生活を過ごしてきた子ほど、ちょっとした不安や失敗に弱いところがあります。それは失敗を克服することに慣れていないからです。

その分どうしても自分自身の行き詰まりを認めにくくなって、何事も対人緊張のせいにしてしまいます。そのような時は子供の興味のある話などをして、思う存分しゃべらせることが効果的です。少しでも本来の不安や弱音などを話すようになったらさらに解決へと進んでいくことでしょう。根が正直なので、不安や弱音を話すうちに自分の行き詰まりを認めることのできる子になります。

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