不登校 原因と対策百科

不登校の原因別対策法

心身症による不登校の対策

心身症による心の病を抱える子供は自分自身に自覚が無いことが多く、いつも友達と楽しそうに話をしており、いつも誰かと一緒に行動を共にしているので、親や教師側から見ると、このような子供は全く問題がないように映ります。ここに大きな落とし穴があります。

次に挙げる行動が見られる子供は心身症の疑いがあるので注意が必要です。「身体の不調をよく訴えるが、症状が変わりやすい」「よく迷い、決断に時間がかかる」「日頃から穏やかで不平、不満をあまり言わない」「先生からの問いかけには必ず返答する」「勉強がわからなくても質問しない」「友達と話す時はいつもニコニコしている」「作文を書かせると良い事ばかり書く」「注意しても言い返さない」「べつに…、まあ…、など単発表現が多い」などです。

心身症の子供には会話の主導権を握らせることが大切です。子供のペースで会話をすれば、言いにくいことも言えるようになり、それだけでずいぶんと気が楽になります。

心身症タイプの子供は相手が気にしそうなことが強い緊張感となるため、言葉にすることができないのですが、根気よく付き合っていくうちに感情を表すような言葉が出て来たら、大きな進歩となります。最初は感情を出すことに強い緊張感を抱きますが、緊張感は避けるより慣れることで免疫力をつけることができるのです。

一方、慰めたり、励ましたり、返事が待ちきれず次々と質問をしてしまったり、などは絶対にしてはいけません。会話が途切れて主導権が親や先生に移ってしまう可能性があるからです。子供が主導権の会話が増えることで、自分らしさが分かるようになり、親や先生に対しても自分らしく振る舞えるようになるだけでも症状から立ち直るきっかけとなるでしょう。

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