不登校 原因と対策百科

不登校の原因

対人緊張症による不登校

対人緊張症は10代の中高生など比較的若い年齢層に見られるのが特徴です。この対人緊張症の共通点として「自分が相手にどうのように思われているか」という自意識過剰が根底にあります。そのため相手との距離を上手くつかむことができずに苦しんでしまうのです。

対人緊張症の子供は学校生活では緊張の連続です。授業中や休み時間、給食の時間ですら緊張し続けて、気の休まる時がありません。このような緊張状態が継続することでストレスが発生して体調に影響を及ぼす結果となることもあります。

しかし、この対人緊張症タイプの不登校生徒は他のタイプの生徒と違い、カウンセリングや先生との話し合いもさほど嫌がりません。それは自分のことを詳しく知ってもらうことで、より相手に自分を気にかけてもらうことができるからです。

しかしこれは結果として逆効果で、詳しく話せば話すほど、また話す相手が増えるほど、さらに緊張感が増してしまいます。対人緊張症はささいなことがきっかけであると訴える生徒が多いようですが、実はそのささいなきっかけを作る根本的な原因となるものが存在するのです。

それは受験に対する不安であったり、成績の伸び悩みであったり様々ですが、成績もトップクラスで今まで順調に学校生活を送ってきた子ほど自分の焦りや行き詰まりを認めたくないという傾向にあります。そしてその認めたくないという気持ちは次第に漠然とした不安に姿を変え、本人の意識から消えていってしまうのです。

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